BRZに乗り換えてそろそろ7000km走ります
走行のほとんどが高速道路なので、必然的に高速域からの減速やカーブが多くなります
そのタイミングで、以前に乗っていたZと大きく異なる部分があります
それはフロントセクションの剛性です
最近のSUBARUはフレキシブルスティフナーに代表されるように、果汁を逃がす方向にセッティングされています
その影響で、高速の出口など減速しながらハンドルを切るタイミングでフロントに若干の違和感を感じます
そこを改善するために補強パーツを取り付けていきます
- ① クスコ ステアリングラック補強ステー取り付け
- ② クスコ パワーブレース フロントメンバー用 取り付け
- ③ CPM LowerReinforcement 取り付け
- ④ ミッションオイルの補充
- ⑤ アンダーパネル洗浄
① クスコ ステアリングラック補強ステー取り付け
まずはこちらです
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ステアリングラックをフロントメンバーと締結させ、ステアリングを切った際のリニア感を向上させるというものです
小さなパーツですが、純正ではない部分のパーツなので効果はありそうです
取り付けのために外さないといけない部品として、アンダーパネル、メンバー補強プレートがあります
アンダーパネルを外すとこのメンバー補強プレートがあります
17mmのボルトがかなり固く締め付けられています(70N/m)ので、パイプなどで工具を延長して外します
その後、ステアリングラックを固定しているボルトを外してそこにステーを共締めします
このボルトは120N/mで締めてあるので、外すのが大変です
何とか外せたら作業はほぼ完了です
締め付けはしっかりとトルクレンチで締めておきましょう
補強プレートとメンバーとの締結は、付属のボルトとステー付きナットで行います
このボルトの頭がアンダーパネルに干渉するため、説明書上はアンダーパネルに穴あけ加工が必要と書かれていますが、写真の通りギリギリ逃げがあるので今回は無加工で取り付けしました
② クスコ パワーブレース フロントメンバー用 取り付け
続いてこちらです
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純正のフロントメンバー補強プレートと交換することで、メンバー補強を強化するものです
ステアリングラック補強ステー取り付けの際に純正のメンバー補強プレートを外すので、社外品に交換して補強することにしました
写真の通り、比較するとその太さ、構造が大きく異なります
この部分はミッション下のトンネル部分で下側の空間が大きいので、そこ部分に横バーが入るので左右のねじれ剛性が大きく向上すると思われます
取り付けは純正の補強プレートの取付ボルト1本と、サブフレーム側に付属のボルトナットで固定します
純正が左右でボルト6本留めですが、こちらは4本留めになるのでそこはちょっと心配ですが、うまく面で圧を逃がしていくのでしょう
取り付け後です
かなり強固に左右がつながった感があります
ミッション下の空間にしっかりとバーが通っています
サブフレーム側のボルトナットですが、説明書の方向で留めると工具も入らず全く締められなかったので、逆向きで取り付けました
このパーツは特にアンダーパネルの加工なしで取り付け可能で、アンダーパネルを取り付けると完全に隠れてしまいます
③ CPM LowerReinforcement 取り付け
次はこちらです
CPM LowerReinforcementトヨタ 86 スバルBRZ 商品品番 CLRF-TS001 価格:27500円 |
車体底面中央部で左右を締結するパーツです
Zの時はオクヤマから同じようなパーツが出ていたため、それを付けていました
付けた直後に大きく変化を体感できた部分なのでBRZでも探していましたがなかなか見つからず、ようやく見つけたパーツです
メインの補強プレートと取り付け用のステー付きボルト、ナットです
プレートについている黒のパーツを外すことで固さを調整できるようですが、車体下につけるパーツなので気軽には調整できません
再度のアンダーパネルを外します
クリップとネジで留まっているので外すのはちょっと大変です
マフラートンネルの穴を使って取り付けていきます
純正の穴の中にステー付きボルトを入れ、プレートを取り付けます
プレートのネジ穴を通すときに無理をするとボルトを車体フレーム内に押し込んでしまうので注意が必要です
1つ仮止めしてからゆっくり作業します
プレートのサイドに嵩増しのスペーサーがついています
おそらくマフラーとの逃げを確保するためのものと思われます
我が家のBRZはフジツボのA-Rがついていて、マフラーとのクリアランスは写真の通り十分にありました
スペーサーを外しても問題なさそうでしたが、付けなおしが面倒だったのでそのままにしました
このパーツを付けるためにサイドアンダーカバーのカットが必要です
位置をマーキングして、説明書通り35mmの幅でカットしてみました
しかし、残念なことに切りすぎてしまい隙間が空いてしまったので、アルミテープで塞いでおきました
強度不足があれば別の対策をしていきたいと思います
④ ミッションオイルの補充
アンダーパネルを外したついでにずっと気になっていた作業をしていきます
まずはミッションオイルの補充です
慣らし走行が終わったタイミングで人生で初めてミッションオイル交換をしてみました
記事にある通り、作業中に新油をこぼしてしまい、若干の不安は残りましたがそのままにしていました
今回、アンダーパネルを外したので精神衛生上ミッションオイルを補充することにしました
今回使用したのはこちらです
価格:2820円 |
Greddyのオイルです
特にこだわりはなく、最も安かったものです
前回の反省を生かして、今回はしっかりとお湯で温めて柔らかくしてから作業しました
注油用にこれも購入しました
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ちゃんとしたサクションガンです
温めたおかげでオイルも柔らかく、サクションガンのおかげで寝ころんだままでも問題なく注油ができました
結局、200ml弱のオイルを追加したところで注油口からオイルがあふれてきたので、5%くらい足りない状態だったみたいです
これで安心して走ることができます
⑤ アンダーパネル洗浄
最後にアンダーパネルの洗浄です
以前にエンジンオイル交換をした際に多少オイルをこぼしてしまっていました
そこで、今回アンダーパネルを外したついでにきれいに洗っていきます
普通に食器洗い洗剤で洗いました油汚れが思ったより溜まっていて驚きましたが、きれいになりました
これで気持ちよくドライブできそうです
ここまでカスタムしてみましたが、もう雪のシーズンなので実際に乗れる機会はもうほぼないと思います
暖かくなったら性能の変化をしっかりと感じていきたいと思います