我が家のインナーガレージは9P*9P(8m*8m)+収納スペース(1.8m*4.5m)のサイズです
一般的に2台分の広めのガレージが6m*6mなので、かなり余裕を持たせています
すべては雨でも雪でも夜でもガレージ内で作業をできるようにするためです
富山県が積雪地帯であったため、エントランスシャッターが2台別々になったこと、ガレージ内に大きな柱が2本立ったことは以前の記事で書いた通りです
そんな我が家のガレージの良かった点、後悔している点を紹介したいと思います
良かった点
①コンセントをたくさんつけた
僕がコンセントマニアかつ極度の心配性なので、各家電に1つずつ専用のコンセントがないと不安になってしまいます(笑
そのため、ガレージだけで8か所のコンセント(電気自動車用1か所、エアコン用天付け1か所含む)を設置しました
その結果、ガレージに冷蔵庫やケトルを置くのはもちろん、エアコンプレッサーや電動工具、音楽コンポも設置でき、快適な空間に仕上げることができました
また、BBQなどの際に扇風機を回したりと、コンセントは多いに越したことはないなと思っています(もちろん、つけるほどお値段は上がります😢)
②エントランスシャッターが2台別々になった
これは完全に偶然です
もともとはオバーハングタイプの2台用大開口のものを入れたかったのですが、予算と降雪加重のために現在の形(2台別々、巻き上げ式)になりました
ところが、別々のシャッターにすることで片方の出入りの際にもう一台の車が汚れたりするのを防げます!
また、ガレージ内で何かをするときには、片側を下げておけば日陰を作ることができます‼
僕のZと、かみさんメインのミニがガレージ内にあるので、お互いの車を汚すことなく出し入れできるのは助かります
この問題点としては、鍵が増えるということですが、慣れてしまえばあまり気になりません
③むき出し照明にした
もともとガレージは所さんの世田谷ベースのようにアメリカンな雰囲気にしたいと思っていました
照明も蛍光灯にアイアンカバーなんてのがかっこいいな!と思っていましたが、ZEHの都合上、蛍光灯は採用できず、LED照明となりました
そこで、小さなスポットライトをいくつも配置するショールームのような照明にする鵜予定で話が進んでいました
そんな中、姫路のステーキ屋さんでみた照明の感じに惚れ込み、急遽変更してもらった経緯があります
ステーキ屋さんの照明がこちらです
ちょっと古いアメリカンな感じに惚れ込み、この写真を設計士に見せて変更してもらいました
その結果がこちらです
天吊りのむき出し照明になりました
この利点はおしゃれなことと、明るいことです
もともとはダウンライトを1台につき8-10灯設ける予定でした(照明計画で暗かったため)が、むき出し照明にすると、ガラスに光が反射して全体に広がるため、6灯でも十分な明るさです!これで予算削減に貢献出来ました!
ライトの配置は車幅に合わせてあるので、ルーフキャリアーを載せても特にもんだになりません!
④壁全面にコンパネを入れた
ガレージは室外扱いになるので、ダイワハウスの純正ではガレージ内壁は家の外壁材が回ってきます
すると、ねじうちはできないので、DIYがしにくくなります😢
それを解消するために、前面にコンパネを張ってもらいました
これでねじうち含め、安心してDIYが可能となります‼
ただし、法律上多用途区画という特殊な空間になってしまうので、準防火壁で覆うことが義務づけられます(つまり、コンパネのむき出しはできない)
そこで我が家がとった対応策は、準防火仕様のクロスを張ることです
クロスはコンクリート柄にしました
これで、DIYしやすい、雰囲気の良い空間にしつつ、法律の問題もクリアできました!
準防火仕様のコンパネ材よりも、クロスを張ったほうがはるかに安く済みます!
⑤混合水栓をつけた
これはDIYの強い味方です!
お湯が出るので、油関連の汚れも落としやすいです
何より、外水栓とは違って一応室内なので、安心して飲用水に使えます
ケトルでお湯を沸かしてコーヒーで一服なんて至福のひと時です♪
⑥ガレージ玄関を付けた
これは言わずもがなです
直接ガレージに行き来できるので、天候や時間を気にせず車に乗り降り、荷物の積み下ろしができます!
ガレージ玄関はファミリー玄関として設計し、メインの玄関と土間続きにしたので、利便性もばっちりです
ここまではガレージの良かった点です
続いては
後悔ポイント
①窓に網戸を付けなかった、電動開閉にしなかった
我が家のガレージには内開きの3連窓があります
これはデザイン重視でこの配置となりました
この窓は小さいので引き違いにはできず、上面が手前に倒れるようにして開く内開き式です
すべて開けると、それなりに風は通るのですが、網戸を付けなかったため開けると虫が入ってきてしまいます😢
また、高い位置につけた窓なのに、予算の都合で電動開閉にしなかったため、開け閉めがかなり大変です😢
いちいち脚立をかけてしないといけないので、結局なかなか開かずの窓になってしまいました
ガレージは居住空間と違い床の高さが土間コンの高さになるので、ダイワハウスの場合は272cm+30cmで天井高3mとなります
その高位に窓を付ける場合には、思っている以上に開け閉めが不便なので、電動開閉機能を付けることをお勧めします
②換気扇を追加しなかった
これは使ってみて初めて感じたことです
ダイワハウスの場合は24時間換気システムの排気口と、土間換気システムの通風孔がガレージに開口します
それに加えて、シャッター上面に換気ダクト付きのタイプを選択したので、換気に関してはあまり気にしていませんでした
しかし、実際に使ってみると湿気のこもりや、アイドリング時のにおいのこもりが少し気にあります
先日ガレージでBBQをした際には、10日ほどにおいが残ってしまいました😢
追加で換気扇を取り付けておけばよかったなと後悔しています
③センサーライトに常時点灯のスイッチを付けなかった
ガレージ内のクルマの上の照明はセンサーライトにしました
このおかげで、夜にバックで駐車する際にも勝手に点灯してくれるので助かっています
しかし、センサーon/offのスイッチは付けたものの、常時点灯にするスイッチは付けませんでした
設計の段階では大丈夫だろうと思っていましたが、実際に使ってみると意外と不便です
クルマの整備など、同じ姿勢でしばらくいると勝手に消灯してしまいます💦
いちいち手を止めて動かないといけないのは面倒ですので、センサーライトの導入を考えている方は、ぜひ常時点灯のスイッチを付けることをお勧めします
以上がガレージハウスに住んでみての感想です
後悔ポイントはあまりないものの、もうちょっと気にかけておけば対応できたことばかりなので、残念です
ガレージハウス建設を考えておられる方は、参考にしていただけると幸いです
最後に、まだきれいだった頃の我が家のガレージ内観をパノラマ画像で貼っておきます
このくらいスペースがあると、クーペでも安心してドアを全開にできます