前回に引き続きZネタです
今回も塗装の剥げたメーターフードの修復を行っていきます
前回はメインメーターフードの修復を行いました
今回は残りの3連メーター部分を行っていきます
3連メーター部分用に購入した部品
前回の記事でも紹介しましたがZ33の3連メーター部分のフードのカバーは既製品ではほとんどありません
★7P★日産 フェアレディ Z33 インテリアパネル カーボン 高級 前期 AT用 内装パネル 3Dパネル 日産 社外 高級 価格:9,700円 |
何とか探し回ってこの商品を発見し、購入しました
そして、そのままだと安っぽい感じが否めなかったのでつや消しクリア塗装を行いました
左の写真でクリア塗装後のカバーと塗装前のパーツ(ウィンドースイッチカバー)を比較していますが、艶感がなくなるだけで塗装感が薄れ、多少は見た目的にマシになった感じです
取り付け作業
無事準備が整ったので取り付けしていきます
ネットでの商品レビューでは
・付属の両面テープが全くくっつかない
・そもそも全くフィットしない
などと、散々なレビューが多いの商品ですので、人柱覚悟での取り付けです
ということで取り付けを試みましたが、レビューの方が正しかったようです。。。
メーター部分のサイズが全く違うため、ベゼルの下側をカットしないとフードにアタッチできません
カットしたうえで重ねてみたのですが、写真の通りサイズが全く異なります
まず、手前2つのメーターフードカバーのサイズが同じだった時点でほぼ見込みなしなのはわかっていたのですが、3個とも全く使い物にならないとは思いませんでした。。。
問題点といえば
・手前側のアールがきつすぎてメーターフードの上で浮いてしまう
・一番手前のメーター(デジタルメーター)の部分は横幅が足りない
・真ん中のメーター(電圧計)の部分は長さが足りない
・一番奥のメーター(油圧計)の部分は横幅、長さ共に足りない
といった感じです
一応説明書に温めながら形を合わせてみてくださいと書いてあったのでヒートガンで温めてみましたが、そんなことで矯正できる範囲のズレではなく、無理に合わせようとしたところ割れました
なので、ここまで商品紹介してきましたが、ぜひとも買わない方がいいと思います!
本気で1万円をどぶに捨てるようなものです
メーターフード以外は合わせてすらいませんが、おそらく似たり寄ったりな感じでしょう
届いてクリア塗装してちょっと合わせて割れたので、すぐに一式破棄しました
代替法の検討
メインで考えていたカバーが不発に終わってしまいました
メインメーターフードは補修したので、3連メーター部分だけ手を付けないのはさすがに見た目的に悲しい感じなので何とか代替法を考えなければなりません
先の記事に書いた通り、この部分は外して塗るのも大変なのでシールでカバーする以外の方法はありません
ということで、カーボン柄のダイノックシートを購入して貼り付けることにしました
購入したカーボンシート
今回購入したのはこちらです
価格:492円 |
安心・安定の3M製のダイノックカーボンシートです
これまでは大判のものを買ってその都度カットしてきましたが、最初のカットで小さくしすぎてダメにしてしまったり、大量に余らせてしまったりと無駄が多かったので今回は小さくカットされたものを選びました
サイズにもよるかと思いますが、このくらいのサイズであれば大判を買ってカットするよりお得な感じがします
初めからカットされているので取り扱いも簡単です
今回は念のため各1枚として3枚購入しました
貼り付け作業
ということで作業していきます
まずは台紙を貼ったままメーターフードに押し当てて跡をつけ、それに沿って切ってみます
ちょっと大きめを意識して切り出してみました
この状態であてがってみたのですが、全然サイズがずれてしまっていました
結局は台紙が硬すぎてお巻くメーターフードにフィットしていなかったことが原因のようです
そこで、先に貼ってから余計な部分をカットする方法にしました
今回買ったシートのサイズだと、半分でメーターフード1つを十分に賄えるので、1枚失敗しましたが問題ありませんでした
また、これまでドライヤーで温めてきましたが、今回はしっかりとヒートガンを使いました
まずは奥側からしっかりと引っ張りながら貼っていき、溝に合わせてカッターで切っていきます
この際にデザインカッターの方が小回りが効きますし切れ味もいいのでおススメです
その後手前側を短くしてから内側に巻いて貼っていきます
ヒートガンだと熱量がドライヤーと比べ物にならないくらい大きいので、シートの伸びもいいですし、貼り直しもし易い感じでした
しっかり暖めて柔らかくなったタイミングで貼っていきます
3か所とも作業しました
もともとのシートが小さめで扱いやすかったことと、ヒートガンを使ってしっかり熱を加えたこともあり、奇麗に貼れました
価格:1,980円 |
今回使ったヒートガンはこの安いものですがかなり重宝しています
DIYレベルならこのくらいのもので十分だと思います
完成形
ということで、2枚の記事に渡ってメインメーターフードと3連メーターフードの塗装剥げ修復を行ってきました
最終的にこのような仕上がりになりました
ダイノックシートの方も艶なしのブラックを選んだので、塗装したRSWのフードカバーと質感はあっています
残念だったのは、綾織りカーボンの折り目の方向が違ってしまったということです
ダイノックシートの折り目がどうしてもメインメーターフードのものと合わなかったため、逆方向になってしまいました
とはいえ、これまでのボロ隠しができカーボン柄で車内もレーシーな感じに仕上がったので満足感はかなり高めのDIYでした
メインメーターフードについても、ダイノックシートでの施工でもよかったかもしれないなと思っています
予算的に厳しければカット済みのダイノックシートでも十分な感じだったと思います
今回は3連メーター部分のパーツで安物買いの銭失いをまたやってしまいました
今後のDIYではしっかりと反省していきたいと思います