今回はクルマネタです
Zについては趣味車としてたまに乗る程度となってしまっていますが、それでも空力についてはかなり突き詰めていきたいと考えています
今回はそんなZのリアサイドで気になっている部分の修繕を行っていきます
Zはおととしくらいにマフラーを交換しました
現在ついているのはHKSのフルデュアルマフラーです
このマフラーに変更したことで、リアのタイコが2つになり大きくなりました
その結果、大きくなったタイコがサイドから見えて気になっていました
下から覗いてみると、エアロワークスのリアエアロを組んでいますが、それでもタイヤ後方に空間ができていて、ここも空力的には空気の流れを乱してしまう原因となていました
そこで、今回はここのリアタイヤ後方の部分の空間を埋めつつ、空気をきれいに流すようなDIYをしていきます
ここの部分につけるパーツとしてはディフューザーになります
GTカーでもついているいかにも感のあるパーツです
車種別の専用品から汎用品まで数多くあり、デザインも豊富ですが、最低限度の日常の使い勝手を担保しないといけないので、吊り提げて使うタイプのものは使用しないことにしました
その中で、値段とデザインから選んだのがこちらです
サイズ:4番 Ruien 汎用 組立式 リアディフューザー リアバンパースポイラー アンダーパネル シャークフィン風 ABS製 未塗装 黒 ドレスアップ 整流 車高が下がらない ブラック 価格:5,842円 |
ABS樹脂製のディフューザーで、3分割なのも加工がしやすいです
商品の紹介写真にある取り付け例はこの商品ではないのがいかにも中華製感を醸し出していますが、自己満DIYにはぴったりです
今回は3枚のうち両サイドの2枚を使います
バーチカルフィンの位置を外側にするか、内側にするかが悩みどころですが、今回は内側にしました
マフラー側に来る部分には気持ち程度ではありますが遮熱としてアルミテープを貼りました
一応ABS樹脂は熱に弱いという弱点があるので、そこに対する対策です
左リアには牽引フックを付けていましたが、今回のディフューザーの邪魔になるので取り外しました
後は段ボールで型を取って、それに合わせてパネルをカットします
ABS樹脂は柔らかいので、ジグソーで簡単にカットできます
取り付けのためにホームセンターで売っている汎用のアルミステーを曲げて固定用のステーを作りました
Zのリアタイヤ後方にはちょうどいい位置にねじ山が切ってあったのでそこを使わせてもらいました
あとはもともとついているエアロワークスのエアロにねじで打ち込んで完成です
後方から見るとこんな感じで、バーチカルフィンがマフラーのすぐわきに立ちました
これで、タイヤ後方の乱れた風と車体下からくる風が相互に干渉しづらくなり、少しでも後方の空気の流れがよくなるはずです
引きで見るとほぼわかりません
本当はもう少し主張してくれて、GTカー感が出るかと思ったのですが、そこについてはちょっと残念でした
できればマフラーのタイコの下にも板を引いてしっかりとしたディフューザーを作りたいのですが、バンパーの下端からマフラーの下端までの距離が長く、最下端までの距離が近すぎて、ディフューザーを作るにしても角度が大きくなってしまいます
バンパーを無視して吊り提げにするのはちょっと嫌なので、今回は真ん中はいじらないことにしました
近くで見るとしっかりとフィンが立っていて横から見るとmフラーのタイコが見えなくなりました
最低地上高も余裕でクリアできているので安心です
実際に乗ってみるとプラセボ効果もあるとは思いますが、60km/hrを超えたあたりから車全体の安定感が増した感じはあります
道路の段差を超える時もスッと地面に張り付いて弾まない感じが強くなりました
バーチカルフィンを付けたので、どちらかというと直進安定性の向上に大きく貢献してくれると思います
ちょっと工具を持っていて、見た目重視でDIYをしたい方にはぴったりな商品だともいます
ここまで作業してだいたい2時間弱くらいでした
まだセンターのパーツが残っているので、何とか使い道を探していきたいと思います