今回は家DIYです
かみさんに頼まれテーブルカバーを作成しました
今回は見た目にもこだわってプラダンで制作しています
今回作成するカバー
今回作成するのはこのテーブルのカバーです
もともとはリビング用に購入した石のテーブルですが、チビがぶつかると危ないのでリビング収納に仕舞ってあります
この春からチビが保育園に入園するので、それに合わせて保育園セットをこのリビング収納に収納することになりました
その結果このような状態になってしまいました
これまでも段ボールで何となくのカバーは作っていたのですが、手前側だけで見た目も悪かったので、かみさんから正式にカバーの作成依頼がありました
色は黒がいいとのことだったので、最初は段ボールでカバーを作って色を塗ることを提案しましたが却下されました
そこで、見た目も耐久性も値段も考慮してプラダンで作ってみることにしました
購入した材料
今回購入したのはこれだけです


黒のプラダン910mm×1820mmとリベットパンチです
Zで買いに行ったことを後悔しました(笑
値段としてはプラダンが700円ほどで、リベットパンチが1500円ほどです
後は家にある工具で何とかなりました
作成作業
さてDIY作業です
まずは適当に図面を書いてみます
天板全体をスポッと覆えるようなサイズにしました
後は失敗しないように展開図も書いておきます
足し算を間違えていますが、カットの直前で気付きました💦
カットのラインが決まったら切り出していきます



プラダン自体はカッターで簡単に切れます
今回は折り返しをすべて山折りにして外面をきれいにしたかったので一工夫しています
折り返し部分に裏側から溝を入れています
もともとのプラダンの補強に対して平行な方向(真ん中の写真)は、筋1列分をカッターで切り外します
この時、カッターを進行方向外側に倒してやるときれいに表の面だけ切り落とせます
反対に、もともとのプラダンの補強に直行する方向(右側の写真)に切れ目を入れる際はカッターだと補強の部分を切り落とせないので、半田ごてがおススメです
熱した半田ごてを寝かせて、芯の太い部分で溶かしていくと簡単に溝を掘ることができます
この際に、あまり強く押し付けると裏面まで貫通するので力加減には注意が必要です
よく見ながら作業しましょう
ここまで作業ができたら、いったん折り返して形を確かめます
溝が細いとうまく折れないので、そんな時は適当な暑さの金属を押し付けて広げてあげます
今回はリベットパンチの先端がちょうどよかったので使わせていただきました
続いて足りない側面部分も図面通りに切り出しておきます
こちらはほぼ加工なしで切り出すだけです
ここまで準備できたらついに組み立てていきます
プラダンを組み上げる方法にはいくつかあります
一番簡単なのはテープで留める方法です
ガムテープやアルミテープが使えますのでホームセンターで購入して貼り付ければ組み立てられます
簡単ですが、見た目や耐久性の問題が残ります
その他は穴を開けてのネジ留めという方法もありますが、余ったネジが飛び出すので、ピタッとしたサイズのものは作れません
そこで今回はリベットパンチを使いました
この利点は表裏ともにピンになるので出っ張りがなく、サイズを攻めることができます
また、見た目も良いです
弱点としては、リベット打ちできるものの厚さが限られていることや、特殊な工具が必要なことです
今回はセットになったものを購入しましたが、適応の厚さは5mm以下となっています
プラダンは柔らかいので一か八かで購入しました



こちらが今回購入したリベットパンチです
専用の下穴開け用パンチとリベッター、リベットが入っています
リベッターは金槌で叩いて使います
このサイズでは今回の作業はできないので、蝶番の金具を外してそれぞれをバラして使いました
こうすることで、厚ささえクリアしていればどんなものでもリベット打ちできます
作業は下穴を開けてリベットを通してリベッターで挟んで金槌で打つだけです
1つ打つのに、慣れれば2~3分くらいです
ということで2時間弱頑張ってできたものがこちらです
角はきれいに折れています



リベットを売った部分もきれいに仕上がり、外れたりガタが出たりもありません
リベットは全部で30個打ちました
折り返し部分は外側からヒートガンで軽くあぶってしっかりとした癖をつけました
裂けたりもせず、きれいに曲がってくれました
完成品
さて、完成品を実際に使ってみました


サイズもぴったりで、嫌いに仕上がっています
リベットにしたことで、既製品感を出すことができ、かみさんからも評価もかなり良かったです
これで耐久性もあるので上に物を置いても安心して使えます
今回のDIYのポイント
せっかくなので、今回のプラダンDIYのポイントをまとめてみようと思います
・プラダンの加工には熱が重要
これは今回溝堀りに使った半田ごてや癖をつけるために使ったヒートガンのことです
もともとがプラスチックという熱に弱い材料なので、熱をうまく使えば簡単に加工ができます
・カットはカッターで
以前にヒートカッター(半田ごての先端がカッターになるもの)でカットしたことがありましたが、それだと曲がりやすく難しかったので、カット自体はカッターの方がきれいになると思います
ハサミはプラダンの厚さに負けて確実に曲がったり段差ができるのでおススメしません
・5mm対応のリベットパンチできれいに加工できる
これは今回人柱としての挑戦でした
今回使用したプラダンの厚さは4mmですので、2枚重ねると8mmになります
これではリベットパンチで固定できなさそうですが、実際は間の空間部分で厚みがありつぶれるので十分に固定できました
ただし、作業は少しコツがいりますので何回かやって慣れるといいと思います
・リベットパンチはばらしても使える
今回のようにリベットパンチのまたでは挟めないようなサイズの場所でも、リベットパンチをバラしてそれぞれの脚をうまく使ってリベットを挟んでやれば問題なく使えました
そのため、挟むものの厚さだけ気にしておけば後は何とかなると思います
一応、今回使用したリベットパンチと同じものの楽天のリンクを貼っておきます
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まとめ
これまでのDIYより完成度を意識して作った甲斐もあり、満足のいく仕上がりになりました
プラダンは低価格で手に入れやすく、加工もしやすい部材なので、DIYのとっかかりにはいいと思います
組み上げ方法もいくつかありますが、今回使用したリベットは固定力も安定しており仕上がりもきれいなのでおススメです
ケース類やカバー類のDIYをお考えであれば、ぜひ一度検討してみてください