今回は久しぶりにクルマネタです
我が家のZもすでに16年目を迎え、各所にガタが来ています
そんな中、DIYで改造して問題なく使えてきた部分で警告灯が点灯したので対応してみました
Zのステアリング
以前の記事で書いていますが、これまで乗ってきた車は全車ステアリング交換をしてきました
Zもmomoのステアリングに交換しています
ステアリング交換のメリットとしては
・エアバックが外れることによる軽量化
・小径ハンドルへの交換にともなうハンドリングの向上
・(中古車の場合)汚いハンドルの新品化
が挙げられます
一方、デメリットとしては
・エアバックが無くなる
・ハンドルが重くなる
・ステアリングセンターがずれることが多い
などです
ステアリング交換に伴い、エアバックキャンセラーを取り付ける必要があります
ステアリングボスキットの中に入っているのでそれを使います
今までの車歴の中でZは一番長くすでに7年乗っています
ステアリング交換から6年以上経っています
今回、初めて不具合が起きたので、その対応について書いておきます
今回の症状
今回の症状は警告灯の点灯です
特にきっかけはありませんでしたが、走行中気がついたら点滅していました
走り始めの時には点滅していなかったので、何かのタイミングでついたのだと思います
走行中に何か不具合があったということもありませんでした
近場に停めてエンジンの再始動等もしてみましたが警告灯は消えませんでした
家に帰ってステアリングボス内のエアバックキャンセラーを確認してみました
ばらしてみて抵抗を図ってみましたが、0.5Ωほどでした
調べてみたところ、日産のエアバックキャンセラーは1-2Ω程度の抵抗値が必要になるようです
そう考えるとやや抵抗が低すぎでしょうか
ばらしてみましたが、ヒューズは問題ありませんでした
この除隊で再度組みなおしてみたのですが、やはり警告灯は消えませんでした
そこで、自己診断、キャンセル操作をしてみました
自己診断、キャンセル操作
最近の車は電子制御になっており、不具合が生じた際には特殊コマンドで自己診断、キャンセルができるようになっています
以前にスロットルの学習操作をしましたが、これも同じように隠しコマンドで起動させました
今回のエアバッグ警告灯をリセットするのも隠しコマンドが必要です
そのコマンドですが
①キーを差し込み、ONの状態にします
②エアバック警告灯が約7秒点灯後一度消灯して点滅状態になります
③この消灯した瞬間にキーをOFFにします
③3秒以上時間を置いて、再度①→③を繰り返します
④計3回繰り返すと自己診断モードに入ります
ここでは警告灯の点滅パターンで異常個所を教えてくれます
こんな感じのようです
異常個所を確認したらその部分に対処して、再度①→③をすれば通常モードに戻ります
この状態で再度エンジンを始動して警告灯が消灯すれば完了です
動画の通り、自己診断では特に異常は指摘されませんでした
今回の症状はリセット操作だけで解消されました
次回に向けて
今回はリセット操作だけで元に戻りましたが、同じ症状が再発することも十分に考えられるので、次回に向けてエアバックキャンセラーを購入しました
せっかくなので抵抗値も測ってみました
するとやはり新品は2Ω弱の抵抗値がありました
キャンセラーを交換せずに症状が無くなったのは不思議ですが、ちょっとした接触不良があったのかもしれません
エアバッグ警告灯点滅中に事故にあったら
今回エアバッグ警告灯が点滅し、かなり焦りました
理由はエアバックが暴発すると思ったからです
調べてみると、エアバッグ警告灯が点灯している状態では暴発はせず、事故などで衝撃が加わったとしても開かなくなるようです
もともとステアリング交換でエアバックは外れているので、特に問題はなかったようです
ちなみに、警告灯点灯状態では車検が通らないようです
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