ガレージハウスで愛車と気ままな日々‼️ 目指せSETAGAYA base🚘的生活‼️

34歳の一般人です。クルマが好きすぎてガレージハウスを建てました。ローン地獄ですが頑張って返済中です。。。建設までの経緯やその後、愛車について少しずつ書いていきたいと思います。

車検時に撤去されたフロントドアデッドニングの再施工

今回はクルマネタです

先月車検となったエルグランドですが、車検時に前々から動きの悪かった運転席の窓について相談してみました

すると、納車時に施工したデッドニング材の脱落とライニングの劣化と評価され、ライニング交換と脱落していたデッドニング材の除去が行われました

www.omsincarandhouse.work

それからしばらくそのままの状態で乗っていたのですが、やはり運転席ドアからのロードノイズが気になり、再施工することにしました

納車時のデッドニング作業

エルグランドはこれまでの愛車と同様に納車前にできる限りの整備を行わせてもらいました

その際に、フロントドアのデッドニングは行っていました

www.omsincarandhouse.work

ただし、場所を借りての作業だったので時間的にも作業工具的にも限られていたため、ちょっと雑になってしまっていた部分もありました

何よりも、エルグランドに特有のドアの裏側から取り付けるウィンドーモーターの取り外し、取り付けに手間取りイライラしてしまっていたのも問題です(この時の作業hあ助手席側→運転席側の順に行いました)

そのため、運転席側でトラブルが起こってしまったと思われます

DIY作業なので、どうしても起こってしまいがちなトラブルです

今回は駆動、制動など重要な部分ではなかったことがラッキーでした

 

症状の経過

今回のウィンドウの不具合は今年の年明けから気にはなっていました

そこで一度内張りを剥がしてチェックはしていました

www.omsincarandhouse.work

しかし、この時はウィンドーモーターの脱着が面倒くさすぎて、それを避ける形での整備になってしまっていました

グリスアップと夏場になって気温が上がったこともあり、この後症状は消えていました

しかし、11月に入って気温が下がり始めると症状が再燃してきたので、車検時に相談することになりました

 

再施工にあたり準備したもの

今回再施工のために準備したのはこちらです

f:id:omsin:20211212112356j:plain

前回のようにおおきなキットにする必要はなかったので、制振材と吸音材を必要最低限だけ購入しました

これまでの経験から某オクで売っている格安品はブチルの性能が悪くかなりリスキーであることが分かっていましたので、今回は緒とお高いですがメーカー品にしました

いずれもaudio-technica製で、通販でも店舗でも購入できます

制振材はバイブレーションコントローラー

rpx.a8.net

吸音材はアブソーブウェーブ

rpx.a8.net

を購入しました

2つで5000円弱です

使った感じでは、このセットでドア1枚分といった感じです

 

施工作業

では再施工していきます

まずはドア内張りを剥がし、さらにサービスホールを塞いでいるパネルも外します

今回はあきらめてウィンドーモーターも外しました

f:id:omsin:20211212112845j:plain

中を見ると、赤丸で囲った部分の制振材+吸音材が外れていました

以前の一番上と一番下になるので、作業スペースが狭く圧着が甘かったのかもしれんせん

この部分に再施工をしていきます

まずはしっかりと脱脂をしておきます

後は貼り付けるだけなのですが今回は12月で外も寒かったためしっかりと制振材のブチルを暖めてから貼り付けました

f:id:omsin:20211212112817j:plain

350Wの車内では使えなかった電動ファンヒーターがこんなところで活躍してくれました

f:id:omsin:20211212112848j:plain

しっかりと暖めたら、剥がれてしまっていた部分に施工していきます

今回は椅子に座ってしっかりと腰を据えて、時間もかけて圧着しました

制振材は2枚入っているのですが、そのうち1枚を半分に切って上と下に貼り付けました

吸音材は3枚入っているうちの1枚で丁度でした

剥がれのないことと、縁の浮きのないことをしっかりと確認してパネルを元に戻していきます

 

+αの施工

ここまでは脱落してしまった部分の復旧作業になるのですが、この時点で制振材1枚と吸音材2枚が丸々余ってしまったので、運転席、助手席のドアのデッドニングを少し強化していきます

f:id:omsin:20211212113917j:plain

ドアパネルの内側で、前回の施工では材料不足で手の出せなかった部分にあまりの制振材を貼っていきます

パネル上部がやはり軽い音が目立っていたのでここをメインに補強しました

f:id:omsin:20211212112852j:plain

吸音材はドア内張りに貼っていきます

もともと純正の状態でスポンジは少し入っていますがそれでもスピーカー回りやドアパネルとの取り付け部分周りは空間が開いてしまっていますのでその部分をメインに強化していきます

黄色矢印の部分に貼っていきました

f:id:omsin:20211212112857j:plain

助手席側も同じように制振材と吸音材を貼り付けていきます

こちらは内張りを剥がすだけの作業なので15分くらいでサクッと終わりました

 

効果

さて、問題の効果です

驚くほど音がクリアになりました

恐らく、内張りのスピーカーまらりに施工した吸音材が一番効いているのだと思います

内張りの共振もかなり抑えられ、音もすっきりとした感じで聞こえます

ロードノイズの大きなスタッドレスタイヤを履いて走っていますが、それでも外から入ってくるノイズが小さくなりました

こちらに対してはドアパネル側の制振材が効いているのだと思います

自分のクルマでお手軽にもっとクリアに音楽を楽しみたいという方は、スピーカー裏の制振材(専用のセット品)と内張りのスピーカー回りの吸音材だけでもかなり効果があると思います

もちろん、スピーカー交換が前提での作業にはなってしまいますが。。。

 

まとめ

今回、脱落していたデッドニング材の再施工と余りでデッドニングの強化を行いました

意外にも、これまであまり手を出していなかった部分が効果的だということが分かり、これからの施工の際に参考にしていこうと思います

音響関連は、お手軽で効果も大きなチューニングですので興味のある方はぜひDIYで挑戦してみてください