今回は家ネタです
昨シーズンの大雪はまだ記憶に新しく、今シーズンはその反省をもとにいろいろと準備をして臨みましたが、その中で感じたことをいくつかまとめておきます
今シーズンの準備
今シーズンの雪に備え準備したものは以前、雪の降る前に記事にしました
期間限定商品等もあり、商品リンクで飛べないものもいくつかありますが、かなり多くのものを買いそろえ、万全の準備で冬を迎えました
今シーズン準備してよかったもの
牽引ロープ
今シーズン購入したものの一つに牽引ロープがあります
この手の商品はほぼお守り的な装備の一つであり、持っていても使わずじまいになることの方が多いのですが、なんと今年使う機会がありました!
年明けに職場の出口でスタックしている車に遭遇し、牽引ロープで救出することができました
初めて牽引ロープを使うので、やや緊張しましたが、無事に救出できてよかったです
持っておけばいざという時に役立つということを実感しました
ブースターケーブルとともに現在では冬場に携行している人はほぼいないですが、やはりあるに越したことはありません
また、実際に牽引をしてみて思ったのですが、車種によりますが牽引フックを取り付ける部分にカバーがついていたりするので、そのカバーを外せるように簡易的な工具セットがあるとよりよいと感じました
雪かきセット
これも除雪時に着る服を一式新調しました
作業用品で揃えたのですが、撥水性、防寒性、動きやすさのいずれもかなり優れていました
生地自体は薄めなのですが、風も水も通さないので、除雪しているとむしろ熱くなってくるくらいでした
生地が薄いので作業の邪魔にもならず、作業後も干しておけばすぐに乾くので、とても重宝しました
Michelin X-ice
これはミシュランのスタットレスタイヤです
今シーズンはホイールを新調した関係でエルグランドのタイヤを交換しました
ミシュランタイヤは我が家のすべての車で使っており、その良さはすでに十分わかっているのですが、最重量級のエルグランドに履かせてもその性能は十分でした
走る、止まる、曲がるのいずれも問題なく、雪がある路面も凍った路面も必要十分な性能を発揮してくれました
また、長距離移動で高速の乾いた路面を走った際もフワフワした違和感や大きなロードノイズもありませんでした
準備したけど思ったほどではなかったもの
アルミスコップ
これは車載用のスコップですが、昨シーズンプラスチック製のもので全く役に立たなかったのでアルミ製のものを購入しました
雪かき性能としては申し分ないのですが、アルミの熱伝導率が良すぎて雪の中では冷たすぎで触れたものではありませんでした
手袋をしていてもその冷たさが伝わってくるので、買ったもののそこまで出番はありませんでした
思い返せばZのシフトノブもアルミのものを最初は付けていたのですが、温度変化が大きすぎてウレタンに変更したのを忘れていました
雪かき能力は問題ないので、来シーズンは何か工夫して使えるようにしたいと思います
アルミ製スノーダンプ
こちらもアルミ製品です
家の前の雪かき用に強靭そうなアルミのものを購入しました
しかし、本体が重たいのとアルミで先端が鋭利なため、雪がない路面では引っかかって全く使い物になりませんでした
地面一面がすでに氷で固まって段差のない滑りの良い状態なら威力を発揮するのでしょうが、富山県で丸1日くらい降り続く程度の雪では、除雪したら十分に路面を出せてしまうので、あまり使う機会はありませんでした
今シーズン通算で2回しか使わず他は昨シーズンから使っているプラスチックのスノーダンプを使いました
周囲の家もプラスチックのものを使っており、その理由が分かった感じでした
皆さんも富山県で生活するくらいなら高いアルミ製は買わない方がいいと思います
ガレージ用ストーブ
昨シーズン購入した石油ストーブですが、今シーズンはあまり使いませんでした
冷え込むといっても-3℃くらいまでで、ガレージ内ならストーブが不要だったのと、雪かきセットを新調したので、ストーブで温めなくても勝手に乾いてくれたのが大きな理由でした
ガレージでのクルマ弄りには小さな電動セラミックヒーターを買ったので、それで十分事足りてしまった感じです
石油がタンク1缶分丸々余ってしまっているので、早く使いらないといけないと焦っています。。。
あったらよかったなと感じたもの
地下水設備
これは設計、建築段階で気が回らなかった部分ですが昨シーズン水道水でガレージ前の融雪を使った際にかなり多額の水道代が請求されました
周辺の家では今年も融雪を使っている家がいくつかあり、やはりそういった家では駐車スペースに雪が積もらないので除雪はかなり楽そうでした
昨シーズンの記事にも書いた通り、地下水設備での融雪稼働だそうです
いろいろと調べたところ、地下水の掘削、設備の設置に数十万はかかるようで、掘る地盤の状況でも変化するようです
我が家はすでに外構工事も済んでしまっているので、今から掘るのは現実的ではなく、これからも除雪が大変になると思うと、設計の段階で知っていればほかの設備を削ってでも掘削してもらったかなと後悔しています
あってよかったと思ったもの
ガレージ前の作業灯
これは寄りに洗車やタイヤ交換などを行うことを想定してガレージ前にon/off機能付きの照明をつけていました
それが除雪の際に大活躍しました
どうしても仕事の後に除雪しようと思うと夜の作業になってしまいます
そんな時に作業灯がありガレージ前のスペース全体を十分に照らしてくれるので安全に作業を行うことができました
投光器ではどうしても光が十分に届かなかったり高いところに置かないと影ができてしまったりするので、この設備はかなり重宝しました
掘りの深い玄関
これも設計時はデザイン優先で作ったもので、玄関アプローチをかなり長くとってあり、そこに屋根もかけてあります
今シーズンの雪で分かったことは、宅配ボックスをつけていてもふたが凍ってしまっていると使用中と間違われて使ってもらえないということです
そこで、玄関前に置き配してもらえる十分ン屋根のあるスペースを確保していたおかげで遠慮なく置き配してもらうことができ、再配達を頼んだり時間を合わせるために家に待機したりする時間が省けました
まとめ
今シーズンの雪を越して感じたことをまとめてみました
後悔点やよかった点などいくつかありますが、設計段階から注意しておけばよかったこともいくつかありました
今となってはもうどうすることもできない部分でもあるので、これから設計、建築される方はぜひ参考にしてみてください
ちなみに、昨シーズンほどではなかったものの、今シーズンの雪もそれなりに降りました
富山に来て10年になりますが、ここ2年はこれまでの経験の中でも雪はかなり多かった印象です
温暖化といわれていますが、この先もこんな感じで降るようであれば除雪がかなり大変だなと感じています