今回もクルマネタです
前回エルグランドの後方の風の流れを変えるため、ルーフスポイラーを取り付けました
このルーフスポイラーの効果を最大限に生かすことも踏まえ今回はフロントに手を加えていきます
今回作業するのはフロントアンダーパネルの作成、取り付けです
エルグランドのフロントアンダーパネルは、以前に一度作成したことがあります
この時にはアルミ複合板を使って作成しました
この後、年末年始の大雪で破損してしまいました
取り付けてから破損、撤去までわずか半年程度でしたが、その間に感じたあの感覚はなかなか忘れることはできません
車が明らかに軽くなったような感覚で、アクセルオフで流している際にも車速の落ちがかなり緩やかな感じでした
また、横風など風が強い環境下での車体の安定性の向上も明らかに体感できました
外した後に再作成したい気持ちはあったのですが、同じように雪の時期に壊れてしまうリスクなども考え、なかなか手を付けられずにいました
前回の反省点は以下の4点です
① アルミ複合板にしたため、厚みがありフロントバンパー下縁よりも下に出た
② オイル交換の作業性を考慮して、作業窓を付けた
③ 後方の固定が弱く、板が車体後方に向けて下向きに反ってしまっていた
④ 板のサイズに比べ、取付ボルトが少なかった
以上の反省を踏まえて今回は再作成を行いました
エルグランドのエンジンルーム下はこんな感じになっています
以前のアンダーパネル取り付けの際にナッターを打っているので、メンバーにナッターが残っていたり、一番手前の純正カバーの取り付けがプラスチックビスからM5のボルトになっています
それを除いては純正のままです
エンジンの下はぱっくり開いており、底打ち予防のためにメンバから少し上がった位置にエンジンのボトムが来ています
エンジンの下の空間はおおよそ700×600mmくらいのサイズがあり、車体底面の空気の流れを大きく乱してしまいます
ここを覆うために今回準備したのがこちらです
ホームセンターで売っていた中で一番大きなアルミの板です
910×455mmのアルミ板です
厚みは0.6mmです
後は補強のために2mm厚のアルミのフレームも買っておきました
最初はきれいに全体を覆うつもりだったので、2枚買っています
小雨の降る中フレームをあてがって穴の位置を決めて穴をあけてと去ってみたのですが、やはり穴の位置が全然会いませんでした。。。
0.6mmの厚さだとそれなりに強度があったので、補強なしで取り付けることにして直接穴をあけました
穴の位置を徐々に合わせながら増やしていき、しっかりと固定できるようにバランスを整えました
これでエンジンの下の穴の7割がたを埋めることができました
手前側の純正カバーの上にとりつけたので、スムースに風を流すことができると思います
後ろ面は両端をねじ止めしているので、以前のものよりは強度があると思います
また、全面を覆ったわけではないので、オイルの下抜きの際でもドレンボルトはこのまま外すことができます
これで空力性能も整備性も兼ね備えたアンダーパネルを作ることができました
しばらく効果を見つつ、壊れないかに注意しながら使っていきたいと思います
今回の作業中に驚きの損傷を見つけました
純正のアンダーカバーが割れていたのです
ぶつけたり底打ちした記憶は全くありません
ここが割れた原因は、この上についているラジエーターの奥の純正風導板が割れて突き刺さっていました
ラジエーターの風導板は作り直すのはむずかしそうだったので、そのままにしましたが、アンダーカバーの穴はせっかくの風の流れを乱す原因になってしまうので埋めることにしました
補強の意味も込めて、ガレージに残っていた0.3mmのアルミ板を適当なサイズに切って当てがったうえでアルミテープで貼り付けました
これでしっかりと穴も埋められたので安心です
今回は前回行った後方の風の流れの清流効果を高めるためにフロントのアンダーカバーを作りました
しばらく燃費や操縦安定性等の効果を見ていきたいと思います